保育士向け情報 第26回【パレートの法則を保育で使ってみよう!】
とよたキッズステーション美里 園長 濱屋です。
毎週火曜日に、保育士向けの情報を発信していきます。
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【パレートの法則とは?】
パレートの法則というものをご存知でしょうか?
保育士の人で知っている人はなかなか少ないかと思います。
園の経営や運営をしている人はご存知かもしれません。
保育士の方が知っていなくても当然だと思います。
パレートの法則というのは、ビジネス・経済で主に使われる用語です。
パレートの法則は、80:20の法則とも呼ばれています。
トマトジュースで有名なカゴメは、
トマトジュースの売上の80%は、20%の顧客が作っていて、
売上の20%は、80%の顧客が作っているそうです。
新規顧客を獲得するには、どうすればいいのか?
と考えがちですが、本当に注力すべきなのは、
売上の80%を作っている20%の顧客(ファン)です。
【パレートの法則を保育で使ってみよう!】
パレートの法則を活用するには、自分の仕事の比率を考えてみましょう。
主任や園長でない限り大半の保育士は、
仕事の80%=子どもと関わる
残りの仕事の20%=記録・保護者対応・研修
になっているのではないかと思います。
仕事の比率の20%が、80%の成果を生むのだとしたら、子どもと関わる時間がとても有意義な取り組みになると思います😊
もちろん仕事の80%である子どもと関わるも重要ですよ!
※パレートの法則はあくまでも経済における考え方です。
全てのケースで流用できるわけではありません。
保育以外の世界ではこんな考え方があるという参考程度にとどめてくれれば幸いです。
【まとめ】
・パレートの法則とは、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという考え方。
・パレートの法則を理解して、保育にも転用して考えてみることができる部分もあるかもしれない。
【アクションプラン】
・仕事の80%になっているものと20%になるものを考えてみよう!
・20%のものが、仕事の成果を生み出しているかもしれないと考えてみよう!
【参考URL】
パレートの法則(Wikipedia)