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とよたキッズステーションブログ

2020.12.01 美里

保育士向け情報 第16回 【幸せに導く心の特徴】

とよたキッズステーション美里 園長 濱屋です。

週に2回以上保育士向けの情報を発信していきます。

今回は『げ・ん・き』という雑誌の記事を参考に展開していきます。

【幸せに導く心の特徴】
心は3つの層に分けられる

①スキル――後から付け替え・加えられることができるもの
②コンピテンス――有能性(環境と関わろうとする力)
③個性――性格(心の土台となっているもの)

『個性』を活かしながら、1人ひとりがそれぞれのコンピテンスとスキルを身に付けていきます。

 

 

【コンピテンスとは?】
コンピテンスとは、物的環境・人的環境などの環境と関わる力です。
コンピテンスは、1人ひとり違っていて、測れるような力ではありません。
それは、子ども1人ひとりそれぞれの個性が違うからです。

コンピテンスに合わせた関わり方を考えていきましょう。

例えば、人見知りする子は、人と関わるときに中々自分から行けませんよね。
だから、大人が仲立ちをして、友だちとの仲を取り持ちます。

逆に人見知りしない子に対しては、積極的なところに気づけるような声を掛けていくと思います。

その子の性格を知った上で周りと関わる力(コンピテンス)に合わせた関わりをしていくことが、子どものその後に人生に繋がる心の特徴になっていきます。

【まとめ】
コンピテンスとは、環境と関わる力

【アクションプラン】
子どもの個性を把握した上で合わせた関わりをしていくことで、子どものその後に人生に繋がる心の特徴を作り出していこう。

【参考文献】
『げ・ん・き』NO158号 P6~7
非認知的な能力の源にあるアタッチメント 遠藤利彦
エイデル研究所