2020.12.15
美里
保育士向け情報 第20回【子どもが動いてくれるズルい声掛け】
とよたキッズステーション美里 園長 濱屋です。
週に2回以上保育士向けの情報を発信していきます。
【子どもが動いてくれるズルい声掛け】
今回もズルい声掛け方法をお知らせします。
ズルい声掛けといっても、イジワルをするわけではありません!
そもそもイジワルな声掛けをする保育士は、プロとして失格ですけどね……💦
ズルいといのは、心理的に答えてしまう声掛け方法です。
例えばトイレに行くシーンで、イヤイヤ期の子どもに、
「トイレに行こう!」と誘っても、「いや!」と答えられてしまいますよね……!
イヤイヤ期の子どもには、何かを誘うときに、選択肢を提示してみましょう。
「トイレに行こうと思うんだけど、抱っこで行く? 手をつないでいく?」
この方法がなぜ良いかというと、人間は選択肢を提示されると選んでしまうという性質があるためです。
選択肢を提示したからといって、イヤイヤ期の子どもたち全てにおいて通用するわけではありませんが、誘い掛けのレパートリーとして活用してみてください(⌒∇⌒)
ただし、選択肢は、モノでつらないように注意していきたいですね。
選択肢の提示は、絵本・遊びなど様々なシーンで活用することができます。
選択肢を提示し、選んでもらえることは、子どもの主体性に繋がっていきます。
【まとめ】
選択肢を提示されるとその選択肢を選んでしまう習性が人間にはある。
選択を決断することは、子どもの主体性に繋がっていく
【アクションプラン】
子どもたちに選択肢を提示することで、主体性を伸ばそう!