保育士向け情報 第21回【0~2歳児がケンカしたときの声掛け】
とよたキッズステーション美里 園長 濱屋です。
今回から、毎週火曜日の配信にしていきます。
私の投稿が多くて、他の園の投稿が埋もれてしまうのが申し訳なくなってしまったからです😢
【0~2歳児がケンカしたときの声掛け】
0~2歳児の子どもたちは、おもちゃの取り合いでケンカしてしまうことあると思います。
おもちゃを人数分用意していても、たくさん抱えておもちゃが足りなくなってしまうことも時にはありますよね。
いくら準備していても、ケンカしてしまうものです。
ケンカをしたからといって、すべてがネガティブな状況ではありません。
子どもたちは、少しずつぶつかり合って、友だちとの関わりを覚えていけますね😊
ケンカも発達の一部とは言え、ケンカを放置していいわけではありません。
おもちゃを取られる場面では、
おもちゃを使いたい子
おもちゃを取られたくない子
どちらの子も、おもちゃを使いたい!という気持ちから生まれたケンカ。
おもちゃを使いたいという気持ちを大事にしてあげたいですね。
おもちゃを使いたい子には、
『〇〇のおもちゃ、使いたかったんだね。でも〇〇くんが、今は使っているね。こっちの〇〇だとこんな遊びができるよ!やってみようか」
と、気持ちを一旦受け止め、代替となる遊びを提示してみましょう。
おもちゃを取られたくない子には、
『〇〇のおもちゃ使いたいんだね。〇〇ちゃんが、使いたいみたいだから、終わったら教えてね』
と気持ちを汲み取りながら、遊び終わった後の行動を提示しましょう。
2歳児も月齢が進んでくると子どもたちだけで、解決できることも少しずつ増えていきます。
その時の様子を見ながら、かかわり方を考えてみてください。
【まとめ】
ケンカも発達の一部。
おもちゃの取り合いでは使いたい子・取られたくない子、どちらにも目を向けていきましょう。
【アクションプラン】
ケンカをしてしまったときの援助は、気持ちを汲み取り・受け止めていきましょう!