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とよたキッズステーションブログ

2020.12.29 美里

保育士向け情報 第23回 【大人として正しくない声掛け②】

とよたキッズステーション美里 園長 濱屋です。

毎週火曜日に、保育士向けの情報を発信していきます。

【大人として正しくない声掛け②】
今回は、『決めつける声掛け』についてお知らせします。

子どもとの関わり方で、大人基準で考えるのは辞めた方がいいです。

子どもには、子どもなりの行動している意味があります。
大人基準に合わせてしまうと子どもたちは、受け入れられていないという感覚から、泣き出してしまうことがあります。

子ども中心に考えていく保育がこれからの時代、必要になってきている時代です。

しかし大人基準で考える保育は、いまだ根強いと感じることがあります。

1人ひとりの保育士が、子どもの姿を適切に捉えていくことで、子ども中心に考えていけるようになっていきます。

子どもの姿を適切に捉えるには、事実を基準に考えるのではなく、思いに焦点を当てるようにしましょう。

例えばおもちゃを投げてしまう子がいたら、投げたことを咎めることは、誰にでもできます。

ですが、子どもがおもちゃを投げてしまう思いには、どういった背景があるのか考えていけるのが保育士ではないでしょうか。

腕の力を伸ばしたいから、おもちゃを投げてしまうのではないか?
腕の力を伸ばしたいのだとしたら、どんなおもちゃを提供するのが適切だろうか。
ボールはどうだろう? トンカチのおもちゃを渡してみようか?
もしかしたら、おもちゃが足りなくて、欲求不満な気持ちが現れているのではないか?

そういった保育士自身の思考の流れを記録に落とし込んでいきましょう😊

【まとめ】
子どもの姿を捉えるには、事実を基準に考えるのではなく、思いに焦点を当てる。

【アクションプラン】
子どもの姿から思いに焦点を当てて、記録に落とし込んでみよう!