保育士向け情報 第24回【「今」が「未来」につながる保育】
とよたキッズステーション美里 園長 濱屋です。
毎週火曜日に、保育士向けの情報を発信していきます。
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今回も保育雑誌の『げ・ん・き』を参考にお知らせしていきます。
【「今」が「未来」につながる】
著者は記事の中で、とある研究から、親が幸せでいることが子どもの幸せにつながると語ります。
子どもを笑顔にするためには、親の幸せも同時に考えていきたいです。
親が笑顔でいるために、保育園は保育士は、なにができるかを考えていきたいですね。
この記事の中で著者の紹介する言葉が、子育てに関わるすべての人が知っておくべき言葉だと感じました。
『まだ起こっていない未来を先取りして心配しないこと。(中略)
いま与えられている現在を感謝して受け、充実して生きるとき、未来はその中から思いがけないところへと開かれてゆく』
(津守真『愛育の庭から子どもと歩み学ぶ日々』愛育養護学校)
発達具合は人それぞれ、とわかっていながら、○歳児だから〇〇できて当然だ。
という考えを抱いてしまうこと・抱いたことがあると思います。
将来のために考えるのは、間違いではないと思います。
ですが、その将来は、『今』という基盤があるからこそ『未来』に繋がっていきます。
未来ではなく、子どもたちの『今』に目を向けていくことで、『未来』を繋げていきたいですね。
【まとめ】
将来を心配してあれこれ先取りするのではなく、『今』という基盤を固めていくことが未来に繋がる
【アクションプラン】
未来の心配をして先取りするのではなく、子どもたちの今を大事にする保育をしよう!
【参考文献】
『げ・ん・き』NO160号 P8~9
いまの親子に伝えるコトバ 大豆生田 啓友
エイデル研究所