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とよたキッズステーションブログ

2021.10.22 美里 朝日

10月の子育て情報④【共感は最強の関わり方】

【共感は最強の関わり方】

今回は、アドラー心理学を基に子育てに活かせる情報を展開していきます。

アドラー心理学は子育てだけではなくて、人間関係にも活用できる考え方です。

ぜひ、子育て・仕事でも活用してみてください。

 

【はじめに】

アドラー心理学では、ほめることも𠮟るということもしません。

 

ほめる  ⇒甘やかし⇒自己中心・課題の肩代わり

甘やかし ⇒罰   ⇒勇気くじき(自信を失うこと)

 

ほめるも𠮟るも他者の評価になります。

 

評価する=縦の関係

 

になってしまうため、アドラー心理学では、ほめると𠮟るもしないのです。

 

そこでどうすればいいのか?

それは……共感です

 

【共感は、最強のツール】

共感することができれば、

罰する・責める・批判をしなくてよくなります。

 

𠮟る――○○しちゃダメって言ったでしょ!

共感————○○したかったんだよね。○○できるといいよね。

 

共感する関わりをしていくことで、子どもは受け入れてもらったという感覚がついていきます。

受け入れられることで、ここにいていいんだ。という自己肯定感にもつながっていきます。

自己肯定感を持っている子どもは、自分に自信を持ち、チャレンジ精神旺盛な子どもに育っていきます。

子育て情報で取り扱う、どんな子育て本でも、共感が重要と書かれています。

アドラー心理学の原著は、数十年前のものばかりです。

過去の子育て感と現代の子育て感で通ずる共感は、最強のツールと言えるのではないでしょうか😊

 

【参考文献】

・アドラー式子育て 家族を笑顔にしたいパパのための本(熊野英一・株式会社小学館)

・マンガでやさしくわかるアドラー式子育て(原田綾子・日本能率協会マネジメントセンター)

・嫌われる勇気(岸見一郎・古賀史健・ダイヤモンド社)

・幸せになる勇気(岸見一郎・古賀史健・ダイヤモンド社)