11月の子育て情報④ 【体罰をしてしまわないように子どもとの関わりの工夫】
とよたキッズステーション美里 園長 濱屋です。
毎週金曜日は子育て情報を配信しています。
今月は【しつけ】をテーマにお知らせしていきます。
毎年11月は、虐待防止推進月間です。
「体罰等によらない子育てのために~ みんなで育児を支える社会に ~」という冊子を参考に、
今回は【体罰をしてしまわないように子どもとの関わりの工夫】についてお知らせしていきます。
・子どもに寄り添う(気持ちや考えに耳を傾ける)
自分の気持ちが受け止められていく経験をしていくことで、子どもたちは感情処理能力を身につけていくことができていきます。
気持ちが受け止められるという経験していくことで自分が大切にされているという自己肯定感が高まっていきます。
自己肯定感が高い子は、挑戦しようという気持ちが湧いたり、立ち直る力が強くなっていきます。
・肯定文でわかりやすく、ときには一緒に、お手本に
子どもに何かを伝えるときには、肯定文で何をするべきかを具体的に伝えていきましょう。
例えば、走ってほしくないところでは、「走らない」と伝えるよりも「歩こうね」と穏やかに伝えていきましょう。
とっさのときには、否定文で伝えてしまうことがあるかと思いますが、肯定文で伝えることを意識してみてください。
片付けをするときも、「片付けて」というよりも、片付けを一緒にすることで片付けの方法が身についていきます。
大人が片付けをする姿を見ることで片付けすることができるようになっていきます。
・よいこと、できていることを具体的に褒めましょう。
結果ではなく、プロセスを認めることが大事です。
例えば1つのおもちゃだけでも、片付けできていたら、
「片付けしてくれたね」と声をかけて肯定的な注目をしていくことで、その態度や行動が増えることにも繋がっていきます。
【てぃ先生の参考動画】
自分が相手に気づかれない親切をすることによって、自分のことを認めて褒めることで、自己肯定感が生まれます。
自己肯定感が高い=幸福度が高い ⇒ イライラが減る。
【最後に】
子育てをしているとイライラしてしまうこともあると思います。
今回お伝えした情報などを参考に子どもたちとの過ごし方を振り返るきっかけになってくれることを願っています。
以前の子育て情報でも、子どもと生涯過ごせる時間は9年(成人をして一人立ちをする想定で、睡眠・仕事の時間を除いた時間)と言われているとお伝えしました。
9年という限られた時間を過ごすとき、お母さん・お父さんは、子どもたちとどう向き合っていきたいですか?
イライラしてしまったときには、子どもと向き合える時間に限りあることを意識すると
イライラしてしまうことも、まあいいか、と向き合えるかもしれません。
ぜひ試してみてください!
今回は以上です。
来月は【クリスマスプレゼントにオススメのおもちゃ】をお知らせしていきます。
【参考リンク】
「体罰等によらない子育てのために~ みんなで育児を支える社会に ~」
厚生労働省より
https://www.mhlw.go.jp/content/11920000/minnadekosodate.pdf
【豊田市の子育て支援情報】
https://www.city.toyota.aichi.jp/kurashi/kosodateshien/soudan/index.html