2月の子育て情報① 【子育てで感情的になってしまう原因・ポジティブな子育てをしよう!】
今回は、【こんなときどうしたらいいの?感情的にならない子育て】という本を紹介していきます。
前回のアンガーマネジメントに引き続き、怒りをテーマにお伝えしていきます。
今回は【子育てで感情的になってしまう原因・ポジティブな子育てをしよう!】についてお知らせします。
【まとめ】
・子育てで感情的になるときは、大人の枠に子どもがはまらないときがほとんど
・ポジティブな子育て = 子どもを共感し、受け入れて共に歩む子育て
【子育てで感情的になってしまう原因】
子育てで感情的になるときには、共通点があります。
それは……
大人が勝手に枠を決めてしまって、子どもをその枠にはめようとしてしまうときです。
枠にはまらない子どもに対して、大人の気持ちが伝わっていないことがイライラになり、感情的な態度になってしまうでしょう。
子どもが枠にはまらない理由は、社会のルールを身につけている最中なので、当然と言えるでしょう。
ですが、枠にはまらない一番の理由は、子どもが自分の気持ちや考えを持っているからです。
そういった子どもの思いを尊重できるポジティブな子育てをしていきましょう!
【ポジティブな子育てをしよう!】
ポジティブな子育てとは……
・子どもの気持ちや考えを聞きながら、親としての考え方を共有すること
・子どもが迷ったときには、どうしたらよいのかを一緒に考え相談しながら見つけていくこと
これらのやりとりの中で方向を決めていくことです。
【ポジティブな子育てをするときの2つのポイント】
①物差しは、常に子どもの過去からの成長と比べる
他の子と比べてしまったり、大人の価値観で、子どもの現在の状況を判断しないようにしましょう。
過去の子ども自身の姿と比べて、何が成長しているのかを考えていくようにしましょう。
そうすることで、大人が作ってしまう枠を広げることができていくでしょう。
②あなただけがイライラしているわけではないと知る
子育てをする上で、子どもが困ったことをするのは、みんな一緒です。
自分の子どもだけ?と抱えすぎないようにしましょう。
【私の実体験から伝えたい 子どもの困った姿の正体】
子育て情報を毎月勉強し、配信している私(朝日園 園長 濱屋)も、お恥ずかしながら、実の娘には感情的になってしまうことがあります。
保育園に娘を預けて、明らかになったことが1つあります。
『家の姿と保育園の姿は、全く違う』ということです。
保育園でも困った姿はあるのですが、それはまだ幼い子ども故に、みんな通る道です。
一方で家での困った姿は、保育園の10倍ぐらいあります。
この姿を言い換えると
・家では、保育園の10倍甘えている
・園では、家の10倍我慢している
といえるでしょう。
こう考えることで、お家での子どもの困った姿も甘えの姿と思えば好意的な一面と捉えてほしいと思います(⌒∇⌒)
【参考文献】
こんなときどうしたらいいの?感情的にならない子育て (高祖常子・かんき出版)