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とよたキッズステーションブログ

2022.02.21 美里 朝日

2月の子育て情報③ 【子どもの思いを尊重できる オープンクエスチョン】

今回は、【こんなときどうしたらいいの?感情的にならない子育て】という本を紹介していきます。

前回は【イヤだを連発する子どもの対応は?・待つ時間を大切に】を紹介しました。

今回は【子どもの思いを尊重できる オープンクエスチョン】についてお知らせします。

【まとめ】

・オープンクエスチョンは、子どもの興味関心を伸ばす問いかけ

・クローズドクエスチョンは、子どもが気持ちを落ち着ける問いかけ

・オープンクエスチョンをするときは、子どもが答えやすいように具体的に!

・子どもの状況に応じて、クエスチョンを使い分けしよう

【子どもの思いを尊重できる オープンクエスチョンとは?】

オープンクエスチョンとは、相手に語ってもらう問いかけ方法です。

言葉を引き出す質問方法なので、興味関心をより伸ばすときに有効です。

反対の言葉として、クローズドクエスチョンは、YESorNOで答えられる問いかけです。

クローズドクエスチョンは先週の記事にも記載しました。選択肢を絞る質問は、子どもがイヤイヤをしているときなど、気持ちを落ち着けるときに有効です。

使い分けてそのときの状況に応じて、声掛けを変化させていきましょう。

【オープン・クローズドクエスチョン事例:子どもが絵を描いた場面】

『オープンクエスチョン』

大人  「何を描いたのかな?」

子ども 「犬を描いたよ!犬がお散歩してるの!」

『クローズドクエスチョン』

大人 「犬を描いたの?」

子ども「うん!」

事例からわかる通り、オープンクエスチョンは、子ども自身のイメージを広げてクローズドクエスチョンでは会話が終わってしまいます。

遊びを広げていくには、オープンクエスチョンがいいですね!

【オープンクエスチョンの注意点】

オープンクエスチョンをするときには、言葉が抽象的すぎても良くない。という側面があります。

少し、答えやすいように具体的にしていくことがポイントです。

抽象的⇒今日、保育園どうだった?

具体的⇒保育園で何をして遊んだの?

極端な例ですが、会話が広がるのは、具体的な質問の方ではないでしょうか?

【参考文献】

こんなときどうしたらいいの?感情的にならない子育て (高祖常子・かんき出版)