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とよたキッズステーションブログ

2021.03.05 美里

3月の子育て情報①【悪い言葉ではなく、いい言葉を届けよう】

毎週金曜日は子育て情報を配信しています。

今月は『PHPのびのび子育て 3月特別増刊号 子どもが伸びる魔法の言葉』という雑誌を参考に紹介します。

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子どものネガティブな部分が気になってしまうことがあると思います。

これは人の特性上、欠けた部分に目が向いてしまうためです。

本の中では、欠点に目が向いてしまう理由が3つかかれていました。

対処方法と合わせてお知らせします。

 

【子どもの欠点に目が向く 3つの理由】

①子どもを守りたいという本能があるため。

→無意識で守ろうという思いから、危機などを回避するために気になってしまうことがあります。

子どもを守りたいという思いを意識して使うことで、よりよい方向に導いていきましょう。

 

②子どもに欠点があるのは親の責任だと思うため。

→たとえ子どもに欠点があったとしても、全てが親の責任ではありません。親と子どもは別々の人間だということを捉えて関わっていきましょう。

 

③他の子どもと比べてしまうため。

→他の子どもや家庭と比べて、優劣を感じるとキリがありません。

大事なのは、過去の子どもの姿と比べて、どのように成長しているかを捉えることです。

 

【子どものいいところに目を向けよう!】

・「今は○○」と捉える。

できていないところを見つけたら、『今は、できていないだけ』と捉えるようにしましょう。

まだ言葉がしゃべれない赤ちゃんに対して、文章で話すことは促しません。

これは、『今は、できていない』と認識できているからです。

友達との関わりでトラブルなどを起こしてしまうと、気になってしまうことがあります。

そんなときも、『今は、できていないだけ』と捉えていきましょう。

子どもたちは、未熟な存在です。

トラブルが全て悪いわけではありません。

トラブルがあったとしても、ここから成長していくと捉えていくと心が楽になるのではないでしょうか。

・子どもにとって最大の味方になると決心する

子どもがたとえ失敗を繰り返したとしても、そのがんばっているプロセスが大事です。

保護者の方が、子どもの失敗を受け止めていくことで、安心感を持つことができていきます。

『何があっても、お母さん・お父さんは、自分を信じてくれる』と子どもが思うことで、自己肯定感を高めていくことができます。

自己肯定感は、自信や挑戦心といった人生に必要な能力を獲得することに繋がっていきます(^▽^)

 

【まとめ】

子どもの良い部分に目を向けて、最大の味方になりましょう

参考文献

PHPのびのび子育て 2021年3月特別増刊号

株式会社PHP研究所