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とよたキッズステーションブログ

2020.05.29 美里

5月 子育て情報 ④ 【食事】 ◆空腹・満腹感の育て方◆

今月は、「最高の子育てベスト55」という本をご紹介します。

前回は、【睡眠】についてお知らせしました。

今回は、【食事】をお知らせします。

読む時間が取れない方は、赤字やまとめをご覧ください。

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【食事】

◆空腹・満腹感の育て方◆

・大人の「もっと食べなさい」が、子どもの好き嫌いを作る

献立・時間・場所は、大人が決めます。

食べるか否かと、食べる分量を決めるのは、子どもの役目です。

子どもの体の要求を信頼するのが大切です。

何をどれぐらい食べるかは、日々変化します。

大人が食べさせたい量を強制していると、子どもは、空腹・満腹の体のシグナルを無視することを学習します。

・新しい食材を、できるだけ頻繁に出す

子どもは大人が思っているより、新しい食べ物に順応するのが難しいため、2週間に8回ほど新しいメニューを出して、ちょうど良いぐらい。

新しいメニューを試す際は、食べ慣れている物も一緒に出して、満腹にできるようにしていくようにするのがオススメです。

・何度も強制しない

一口だけ、と何度も、言葉でプレッシャーを与える度合いが高いと、子どもが食事を拒否することがわかっています。

新しい食材を拒んでしまうときは、一口だけ、と言ってしまいがちですが、順応するのが苦手なので、何度も強制しないようにしていきたいですよね。

本来、食事は楽しいものなので、楽しんで取り組めるようにしていきたいですね。

まとめ

・子どもは、食事を強制されてしまうと好き嫌いが増えてしまう。

・新しい食材に慣れるには、大人が思っているより時間がかかる。

・食事で栄養を摂取するのは大事だが、それよりも食事が楽しんでできることが重要。

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今回は以上となります。

次回は、

【デジタル機器】◆デジタル機器で増えるコミュニケーション・減るコミュニケーション◆

をお知らせします。

 

参考文献

トレーシー・カチロー(2018 16刷)

最高の子育てベスト55

ダイヤモンド社