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とよたキッズステーションブログ

2021.05.14 美里 朝日

5月の子育て情報③ 子どもの「困った」はプラスの面を捉えてみる

【困ったは成長の証】
子どもが困ったことをしたとき、まずは「こんなことができるようになった」と喜んでみましょう。

歯のない子に、「かみつき」はできません。
安定して座れない子に、「投げる」はできません。
しゃべられない子に、「嘘」をつくことはできません。

困ったことがあったときには、「まあいいか」という気持ちで接していきましょう。

【子どもは対等な存在。上から目線で命令しない】
なにか行動を起こしてほしいときの語尾は、
「~してくれませんか?」
「~してくれるとうれしいのだけど」
と命令ではなく、お願いすることを意識してみましょう。

「する」か「しない」か相手が考えて、「しない」という余地を残してあげましょう。

特に、おもちゃの片づけは、命令してしまいがちだと思います。

子どもが片づけをしない理由は、命令されることが面白くないからです。

例えば、ブロックなどを片付けるときには、
「赤い色はどこにあるかな?」と声をかけることで、
子どもは「ここにあるよ!」と言ってくれます。
「見つけてくれてありがとう」などの声をかけて、次の色を探したくなるような声をかけていきましょう。
そうすることで、楽しみながら片づけをしてくれると思います!

【「待ってね」と言ったら、かならず約束を守る】
約束をすることで、子どもは待てることがあります。
ただし、この約束を必ず守ってあげないと
「待って」という言葉は、子どもの怒りのスイッチを入れる言葉に変わってしまうかもしれません。

できることは、できるだけ叶えて、子どもの奴隷にならないように注意しましょう。
できないことには、しっかり理由をつけて伝えましょう。
約束したなら絶対に守り切る。