2021.05.21
美里 朝日
5月の子育て情報④ なによりも優先して、子どもの気持ちに共感しよう
【共感は最優先事項】
小さな子どもたちは、まだ自分の気持ちを表現することはできません。
だからこそ、言葉にできない気持ちを、怒ったり泣いたりすることで、表現します。
そんなとき、「怒らないで、お話しようね」と伝える前に、
まずは、共感しましょう。
問題を解決するのではなく、子どもの気持ちを言葉にしましょう。
あなたはいまこういう感情なんだよね、と代弁して、共感することが大事です。
自分の気持ちをわかってくれていると子どもが思ってくれる。
【子どもに問題行動はない。あるのは目的】
子どもの気まぐれに見える行動にも、ハチャメチャに見える行動にも、ワガママに見える行動にも、全て目的があります。
問題行動と言われる行動は、大抵「私を見て!!」というメッセージが多いです。
問題行動と言われる行動に目を向けてしまうと、私を見てくれた!と感じることがあります。
問題行動を叱る前に、目的を考えてみましょう。
𠮟る前に、その目的何のためにその行動を取っているのかを探っていきましょう。
目的がわかれば、ほかの方法で満たしてあげましょう。
具体的には、普段の行動や、いい行動に目を向けていきましょう。
普段の行動にしっかりと目を向けていくことで、問題行動と言われる行動は少なくなってきます。
いい行動に目を向けるのに困ってしまうときは……
子どものなにげない行動に目を向けていきましょう。
食べる・歩く・座る・走る・笑う・挨拶をする。
生まれてすぐのときできなかったことが、振り返ってみればできるようになっていませんか?
当たり前に思えることも、振り返ってみると育ってくれていることに嬉しさを感じますよね。
その感じた嬉しさをありのままに伝えてみることを意識してみるようにしましょう😊