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とよたキッズステーションブログ

2020.06.05 美里

6月 子育て情報 ① 【デジタル機器】◆デジタル機器で増えるコミュニケーション・減るコミュニケーション◆

とよたキッズステーション美里 園長 濱屋です😊

 

今月は、「最高の子育てベスト55」という本をご紹介します。

前回は、【食事】についてお知らせしました。

今回は、【デジタル機器】をお知らせします。

読む時間が取れない方は、赤字やまとめをご覧ください。

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【デジタル機器】◆デジタル機器で増えるコミュニケーション・減るコミュニケーション◆

・人生で重要なのは、「人間関係」のスキル

スマホなどのデジタル機器は、思っているより長い時間を使ってしまい、子どもとのやり取りがおろそかになってしまう事があります。

スマホを触っている間は、スマホに視線が奪われてしまい、子どもの顔を見ていないこともあると思います。

子どもの写真を撮っていたはずが、いつのまにか、ついつい触っていることありますよね💦

大人がスマホに没頭していると子どもは人の心を読むことが学習できません。

なぜなら、コミュニケーションの大半が、表情やしぐさなどの言葉以外のやりとりで成り立っているため、

子どものころから顔を見てのやりとりをすることで、コミュニケーションのスキルなどを学習することができるからです。

子どもと向き合うときは、顔を見てやり取りしていきたいですね。

・テレビはいつからどれぐらい見せるべきか

テレビがついているときは、親から子どもへの関わりが20%減るというデータがあるようです。

他にも、テレビにたとえ集中して見ていなかったとしても、遊ぶ時間が減り、遊びに集中できないことがあることがわかっています。

上記の理由から、米国小児科学会は、2歳ごろまではテレビを見ることを推奨していません。

2歳を過ぎてくるとテレビから情報を得られるようになっていきます。

どういった番組がいいかというと参加型の番組がいいようです。

例えば、キャラクターが、子どもに話しかける、返事をする機会を与える、モノの名前を言う機会を与える。などです。

テレビから情報を得られるからといって、いつまでも見せてよいというわけではありません。

米国小児科学会は、テレビなどの画面を見る時間を2時間以内に推奨しています。

・デジタル機器でコミュニケーションを増やす

大人と一緒にやりとりが楽しめる番組やアプリを使うことで、大人との関わりを持つことができます。

一緒に話したり、質問したりして、コミュニケーションを取っていくことが重要です。

一番大事なのは、デジタル機器を介さない直接のやりとりなので、テレビやスマホを触るときはルールを決めて取り組むことが大事です。

まとめ

・デジタル機器は子どもとのやりとりを少なくしてしまう。少しでもやりとりを増やすために、デジタル機器でコミュニケーションをする。

・デジタル機器を見ていないときは、子どもの顔を見てやりとりをすることで、コミュニケーションのスキルが伸びていく。

・デジタル機器を見るときは、ルールを決めて取り組む。

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今回は以上となります。

次回は、

【自己解決】◆自分で解決する力◆

をお知らせします。

 

参考文献
トレーシー・カチロー(2018 16刷)
最高の子育てベスト55
ダイヤモンド社