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とよたキッズステーションブログ

2020.07.10 美里

7月の子育て情報② 【モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方】

とよたキッズステーション美里 園長 濱屋です。

毎週金曜日は子育て情報を配信しています。

今月は『モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方』という本を参考にお知らせします。

7月の2回目は、【敏感期】をお知らせします。

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【敏感期=土台作りの時期】

敏感期とは、特定の時期に能力が発達していくことをいいます。

この敏感期は、6歳ごろと言われており、3歳までが強く表れると言われています。

子どもは遊びを通じて成長していきます。

子どもが泣く理由に生理的欲求以外に、遊びたくて泣くということもあります。

理由がわからずに、泣いているときは、本当はもっと遊びたくて泣いているのかもしれません。

ここでは割愛しますが、運動・言語・感覚の敏感期があります。

 

いろいろな経験を小さいうちにしていくことで、その後の土台となり、発達につながっていきます。

 

【イタズラ=成長したいの表れ】

子どもにティッシュを引き出された経験は、みなさんあるかもしれません。

あのイタズラは実は……子ども自身が自分の能力を成長させたくて、行っている行為なのです。

ティッシュを引き出す行為には、つまむ・つかむ・引っ張るなどの能力が必要です。

それらの能力を伸ばすために子どもたちは、ティッシュを引き出しているのです。

 

イタズラを好き勝手にできた子どもは、能力を使うことに満足して、その後イタズラをしなくなっていきます。

イタズラを途中で止めてしまうと、その子は不完全燃焼になり、イライラが溜まってしまいます。

イタズラを受け入れてもらえると安心感から、精神的にも落ち着いていきます。

 

イタズラをしているときは、どの能力を伸ばしたくて、そのイタズラをしているのだろう、と考えてみてください。

大事なものでイタズラされてしまうときは、その能力を伸ばせる代わりとなるものを用意してあげてみてください。

例:ティッシュを引き出されて困る場合は、ハンカチをボトルなどの筒に入れて引っ張れるようにするなど

 

濱屋家でも、娘が1歳のころはティッシュやおしりふきが何度も無駄にされたことか……

ですが、いま、2歳になりティッシュを引き出すイタズラをしなくなっています。

今はベビーサークルの中から走ってきてボールをサークル外に出すという行為に夢中です。

娘は、いま投げる・走る・持つなどを伸ばしたいという表れなのかもしれません。

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今回は以上です。

次回は【9つの知能】について配信します。

 

参考文献

伊藤 美佳(2019 8刷)

モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方

かんき出版