7月の子育て情報③ 【9つの知能】
とよたキッズステーション美里 園長 濱屋です。
毎週金曜日は子育て情報を配信しています。
今月は『モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方』という本を参考にお知らせします。
7月の3回目は、【9つの知能】をお知らせします。
=========================================================================
【9つの知能】
ハワード・ガードナー教授が提唱している多重知能理論(8つの知能)に著者の考えを加えたものが9つの知能です。
『8つの知能』
①言語 ②論理数学
③空間 ④身体運動
⑤音楽 ⑥対人
⑦内省 ⑧博物
『9つの知能』
学力 ①言葉 ②数 ③絵
運動 ④体
感性 ⑤音楽 ⑥感覚 ⑦自然
社会性 ⑧自分 ⑨人
ここでいう知能とは、能力や才能のことを指します。
【9つの知能の使い方】
9つの知能を知っておくことで、子どもの姿をより深く見ていくことができます。
いたずらをしているときによく観察することで、この子は、体の才能を伸ばしたがっているのだな、と捉えていくことができます。
【言葉の知能】
全部の知能についての説明は割愛させていただきます。詳しくは、本をご覧ください。
今回は、自分の娘を例に、言葉の知能について掘り下げていきます。
言葉の才能を伸ばすには、インプットすることが重要です。
濱屋家の娘は、1歳半頃に桃のことを覚え、桃太郎に興味を持ちました。
そのため、桃太郎など昔話がたくさん入った本(対象年齢3〜6歳)を買って、寝る前に1つの昔話を読む生活を続けていました。
2歳になる今、たくさんのことを言葉で表現できるようになりました。
昔話は、小さい赤ちゃん向けの絵本とは違い、出てくる言葉も様々なため、たくさんのインプットができたのだと思います。
2語文で喋ることがほとんどですが、時折り、「かえるさんが牛さんの上に乗ってるね」など絵本の様子を見て話せることもあります。
娘は9つの知能の内、言語が1番伸びています。
今回のケースは、あくまで我が家の娘の場合です。
子どもによって、伸びていく能力はそれぞれなので、その子にあったものを伸ばしていくことが重要です。
※娘が好きな絵本の紹介
日本の昔ばなし20話 (名作よんでよんで)
https://www.amazon.co.jp/dp/4052033914/ref=cm_sw_r_cp_tai_au.bFb2KB113Y
=========================================================================
今回は以上です。
次回は【集中力】について配信します。
参考文献
伊藤 美佳(2019 8刷)
モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方
かんき出版