7月の子育て情報④ 【集中力】
とよたキッズステーション美里 園長 濱屋です。
毎週金曜日は子育て情報を配信しています。
今月は『モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方』という本を参考にお知らせします。
7月の4回目は、【集中力】をお知らせします。
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【集中力が才能を引き出す】
子どもが夢中になって取り組んでいるときの状態をフロー(※)といいます。
このフロー状態を経験できることで、遊びの達成できた経験が自信となり、新しいことへの挑戦の気持ちも芽生えていきます
とよたキッズステーションに通っている子どもたちも、遊びに満足することができると納得したような顔をして違う遊びに向かったり、活動の切り替わりがすんなり対応できたりする姿を見てきました。
もちろん共同生活なので、全ての子ども達が全てのタイミングで満足できないこともあります。
しかし、一人ひとりの時間を尊重していくことで、満足できる遊びを増やせる努力をしています。
園では、机上遊びの空間を作り、椅子に座ってしっかりと集中する時間があります。
机の前で座って、何かに取り組む経験が集中力を養ってくれています。
【フローに入るための5つのステップ】
①やりたいことをする
②何度もやる
③集中してやる
④達成感を味わう
⑤満足する
【フロー状態の褒めるタイミング】
子どもがフロー状態になっている途中で、褒めると集中力が途切れて他の遊びに向かってしまうことがあります。
それは、満足するまえにフロー状態が終わってしまうからです。
上記のステップ『⑤満足する』のタイミングで、褒めていくことが重要です。
※心理学者ミハイ・チクセントミハイにより提唱された言葉。『完全にのめり込んでいる状態』を指す。
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今回は以上です。
次回は【8つの心得】について配信します。
参考文献
伊藤 美佳(2019 8刷)
モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方
かんき出版