8月の子育て情報④ 子どもとつながる7つの習慣
前回は子どもとぶつかる7つの習慣についてお知らせしました。
今回は子どもとつながる7つの習慣をお伝えしていきます。
【前回までのおさらい】
子どもとぶつかる7つの習慣
①批判する
②責める
③文句を言う
④脅す
⑤罰する
⑥目先の褒美で行動をコントロールする
⑦小言を言う
【子どもとつながる7つの習慣】
ぶつかる習慣が、人間関係を悪くするのであれば、つながる習慣は、人間関係の改善につながります。
つながる習慣で子どもと関わっていきましょう。
つながる習慣と合わせて、食事面での声かけや援助の例を考えてみました。
①応援する
⇒子どもが何かを達成できるようにサポートする
例:「○○食べられるかな?どんな味が・匂いがするかな?噛むと面白い音がするね!」
②励ます
⇒失敗したときや落ち込んでいるときに勇気づける
例:「ごはんがこぼれて残念だったね。おかわりを用意してあげるね」
③傾聴する
⇒子どもの気持ち、声によく耳を傾ける
例:「○○から食べたいんだね!」
④信頼する
⇒偏見をもたずに子どもの力を信じて待ってみる
例:スプーンで食材を掬うときに、こぼれそうになっていたとしても、様子を見守ってみる
⑤尊重する
⇒1人の個人として子どもを敬う
例:ごはんができたとしても、遊びたいという気持ちがあるときはその思いを尊重し、無理に誘わないようにする。
⑥違いを話し合う
⇒意見や価値観の違いに対して歩み寄る努力をする
例:「私は○○が美味しいと思っているけど、○○ちゃんは苦手なんだね」
⑦受け入れる
⇒子どものありのままの姿を受け入れる
例:ごはん中に遊んでしまう子に対して、「今日はお腹いっぱいになっちゃったんだね。ごはんはおしまいにして、遊びに行こうか」
参考文献
島村華子 (2020 1刷)
モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方
ディスカヴァー・トゥエンティワン