9月の子育て情報② 【乳幼児期前期の3つのポイント】
とよたキッズステーション美里 園長 濱屋です。
毎週金曜日は子育て情報を配信しています。
今月は【モンテッソーリ教育で子どもの本当の力を引き出す!】という本を参考にお知らせします。
9月の2回目は、【乳幼児期前期の3つのポイント】をお知らせします。
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【目次】
・乳幼児期前期の3つのポイント
・①歩く
・②手指を使う
・③母国語を聞かせる
【乳幼児期前期の3つのポイント】
①歩く
歩くことが、運動になるためおでかけするときは歩きましょう😊
子どもたちは歩く機能を成長させるために歩いています!
濱屋家では、2歳の娘とどこかに出かけるときも基本はベビーカーに乗せず歩いています。
ベビーカーに乗るのは大人が買い物をしたいときなどです。
公園や動物園などでは一切乗せていません😊
そのおかげか、いっぱい歩けるようになったと思います。
最近は、どこでも子どもがワゴンに乗っている姿を見かけることが多くなったような気がします。
歩いた方が運動になるのにもったいないな、と私は感じてしまうことがあります。
もちろん、ワゴンで運ぶほど荷物が多い・兄弟を連れて歩くのは大変・熱中症対策、などの事情はあるかと思いますが、
おでかけしたときに、ワゴンで移動したがる子と自分で歩いてくれる子ども、どちらが身体的な成長をするかは明らかだと思います。
子どもが疲れてしまったときは、抱っこすることでスキンシップにもなるので、歩いて出かけるのは一石二鳥なのでオススメです。
②手指を使う
親指・人差し指・中指で物をつまめるようになることは、脳を刺激し、脳の活性化を促します。
そのためモンテッソーリは、『3本の指は突出した脳である』と言っています。
脳を発達させるためには手指を使うことが重要になってきます。
おもちゃなどを使って、自然に指を使うことがオススメです。
とよたキッズステーションにはパズルが好きな子が多いです😊
毎日誰かがパズルをしています。
0~1歳ごろまでは、つまみのついたパズルがオススメです!
1~3歳の子どもたちには、簡単なパズルで徐々に難しいものに挑戦してもらうのがオススメです。
パズルの対象年齢によく「3歳~6歳」と書かれていることがありますが、とよたキッズステーションの子どもたちのなかには、2歳前半の子でも、80ピースのパズルを大人の力を借りずに完成させることができる子がいます。
難しいパズルを完成できる子は、パズルに何度も何度も挑戦したという経験があります。
すぐにできなくても、できるという成功体験を積み重ねていくことでできるようになった姿を何人も見てきました。
逆に、パズルがあまり好きではない子は、大きくなっても苦手という子もいました。
③母国語を聞かせる
0~3歳の間に無意識的記憶の間に母国語を聞いていくことで、言語が話せるようになります。
赤ちゃんだから、まだわからないから、といって話しかけるのを躊躇せず、たくさん話しかけていくことで語彙力が大きく育ちます。
話しかける際は、口元をしっかり見せ、丁寧に語りかけていくことで、正しい発語を身につけていきます。
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今回は以上です。
次回は【子どものこだわりが始まる理由・大泣きを見極める】について配信します。
参考文献
藤崎達宏(2019 4刷)
モンテッソーリ教育で子どもの本当の力を引き出す!
三笠書房