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とよたキッズステーションブログ

2020.09.04 美里

9月の子育て情報⓵ 【子育ての予習】

とよたキッズステーション美里 園長 濱屋です。

毎週金曜日は子育て情報を配信しています。

今月は【モンテッソーリ教育で子どもの本当の力を引き出す!】という本を参考にお知らせします。

9月の1回目は、【子育ての予習】をお知らせします。

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今回も7月に引き続き、モンテッソーリ教育の本をご紹介します😊

著者は、100冊以上の育児書を読み漁り、その中でモンテッソーリに一番感銘を受けたそうです。

著者は本の中で、子育てには予習が必要という考えを述べています。

今月の記事を読むことで、子育ての予習していきましょう😊

【目次】

・子どもの発達の4段階

・乳幼児期――前期

【子どもの発達の4段階】

子育ては長い道のりです。

その道のりを理解するために、子どもの成長段階を理解していくことが重要になります。

大人は、子どもは年齢を経るごとに体の成長に比例して、心の中身もなだらかに成長していく、と考えてしまいがちです。

モンテッソーリは、

子どもは年齢ごとに大きく変容していると考え、子どもの発達を大きく4段階に分けました。

①0~6歳   「乳幼児期」

その後の人生を生きていくのに必要な能力の80%が備わる最も大切な時期。

その中でも、0~3歳までを前期・3~6歳を後期と分けた。

②6~12歳   「児童期」

莫大な記憶が可能な時期。この時期に覚えたことは半永久的に忘れない。

③12~18歳  「思春期」

心と体の変化が激しい時期。親は子どもを小さい頃の延長線上で見てしまうため、中身が変容したということに気付きにくい。

④18~24歳  「青年期」

意識が外に向いていき、大人へと成長していく時期。

【乳幼児期――前期】

0~3歳の間は「無意識的記憶」=覚える努力をなしでありのままに捉えられる能力を言います。

大人になって、3歳以前の記憶がないのは、無意識的な生活だったためです。

無意識のうちにどんどん吸収していきますが、善悪の判断がつかない時期であるため、子どもを取り巻く環境に注意しなくてはならない時期と言えます。

多くの敏感期が発達していく時期でもあります。

※敏感期については、過去記事をご覧ください。

https://toyota-kids.com/blog/7%e6%9c%88%e3%81%ae%e5%ad%90%e8%82%b2%e3%81%a6%e6%83%85%e5%a0%b1%e2%91%a1%e3%80%80%e3%80%90%e3%83%a2%e3%83%b3%e3%83%86%e3%83%83%e3%82%bd%e3%83%bc%e3%83%aa%e6%95%99%e8%82%b2x%e3%83%8f%e3%83%bc/

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今回は以上です。

次回は【乳幼児期の3つの予習ポイント】について配信します。

参考文献

藤崎達宏(2019 4刷)

モンテッソーリ教育で子どもの本当の力を引き出す!

三笠書房