9月の子育て情報⓵ 【子育ての予習】
とよたキッズステーション美里 園長 濱屋です。
毎週金曜日は子育て情報を配信しています。
今月は【モンテッソーリ教育で子どもの本当の力を引き出す!】という本を参考にお知らせします。
9月の1回目は、【子育ての予習】をお知らせします。
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今回も7月に引き続き、モンテッソーリ教育の本をご紹介します😊
著者は、100冊以上の育児書を読み漁り、その中でモンテッソーリに一番感銘を受けたそうです。
著者は本の中で、子育てには予習が必要という考えを述べています。
今月の記事を読むことで、子育ての予習していきましょう😊
【目次】
・子どもの発達の4段階
・乳幼児期――前期
【子どもの発達の4段階】
子育ては長い道のりです。
その道のりを理解するために、子どもの成長段階を理解していくことが重要になります。
大人は、子どもは年齢を経るごとに体の成長に比例して、心の中身もなだらかに成長していく、と考えてしまいがちです。
モンテッソーリは、
子どもは年齢ごとに大きく変容していると考え、子どもの発達を大きく4段階に分けました。
①0~6歳 「乳幼児期」
その後の人生を生きていくのに必要な能力の80%が備わる最も大切な時期。
その中でも、0~3歳までを前期・3~6歳を後期と分けた。
②6~12歳 「児童期」
莫大な記憶が可能な時期。この時期に覚えたことは半永久的に忘れない。
③12~18歳 「思春期」
心と体の変化が激しい時期。親は子どもを小さい頃の延長線上で見てしまうため、中身が変容したということに気付きにくい。
④18~24歳 「青年期」
意識が外に向いていき、大人へと成長していく時期。
【乳幼児期――前期】
0~3歳の間は「無意識的記憶」=覚える努力をなしでありのままに捉えられる能力を言います。
大人になって、3歳以前の記憶がないのは、無意識的な生活だったためです。
無意識のうちにどんどん吸収していきますが、善悪の判断がつかない時期であるため、子どもを取り巻く環境に注意しなくてはならない時期と言えます。
多くの敏感期が発達していく時期でもあります。
※敏感期については、過去記事をご覧ください。
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今回は以上です。
次回は【乳幼児期の3つの予習ポイント】について配信します。
参考文献
藤崎達宏(2019 4刷)
モンテッソーリ教育で子どもの本当の力を引き出す!
三笠書房